丸つけ係のまるこです。
小学校も3〜4年生くらいになると、子供が劣等感を感じて自信をなくしたりしてませんか?
あんなに万能感に満ちていた子供が、人間関係などで悩みを持ち始める、、
むすこが小3の頃、
自分には良いところがない💧
自分がきらい💧
と言って泣く姿を見たときは、かわいそうで胸が締め付けられる思いでした。
わたしの愛情が足りないのかも?と悩んだこともあります。
そんなむすこの自信を取り戻すために、親であるわたしがやってみたことを紹介します。
小3当時のむすこの悩み
3年生になって新しいクラスになりました。
そのクラスは強い男子と強い女子が多かった💦
毎日、男子と女子の言い争いが繰り広げられるようなクラスでした。
当時、気の弱かったむすこは気の強い男子に睨まれたと言っては泣いていました。
運動も苦手だったので、体育でミスをすれば文句を言われ、、
勉強も中の中か、中の下で特別出来るわけでもなく、、
正直、むすこは周りから下に見られていました。
休み時間は苦手な男子に絡まれないように、教室から出ないようにしていたそうです。
この話は最近聞きましたが、親としてはかわいそうで仕方がないです。
でも、同級生の子たちが悪いわけでもありません。
なんとか自分を好きになってもらいたい。
自信をつけてもらいたい。
そう思っていました。
むすこが変わるための転機。1個目。
小3の春休みに、むすこはいとこの家に泊まりにいきました。
そこで、素敵な出会いがありました。
いとこのお兄ちゃんが持っていた歴史(武将)の本です。
ママ、この本買ってほしい
いとこの家から帰るなり武将の本をせがまれました。
この時点では深く考えずに、
歴史の勉強になるし、いいねー
くらいの気持ちで買ってあげました。
すごくはまって、ずーっと読んでましたね。
そして、覚えたことを一生懸命話してくれました。
アウトプットしておるなー。歴史好きになるかな(ニヤリ👿)
ここで、わたしはむすこを歴史好きにする計画を思い立ちました。
まずは100名城スタンプの本を買って、その年のお盆からお城めぐりを始めました。
夏休みの自由研究はお城の石垣のことを調べたりして、着々と知識を詰め込んでいきました。
むすこは学校で「日本の歴史」(まんが)を全巻制覇するなど、周りの子よりも歴史について詳しくなりました。
この年は地元の歴史などを調べる授業があり、むすこの知識が役立つ場面が多くあったようです。
授業参観は、グループごとに地元の歴史や特産品などを発表する授業でした。
むすこは歴史について調べるグループのリーダーをしていました。
リーダーに選ばれるなんて初めてだったと思います。
クラスでは歴史(武将)に興味を持つ男子が多かったようです。
むすこは歴史の知識だけは誰にも負けなかったので、周りから認められたようでした。
むすこが変わるための転機。2個目。
4年生の頃、クラスでは休み時間に「五色百人一首」の青札かるたをやるのが流行っていました。
うちには競技かるたをしている親戚がいたので、五色百人一首のかるたをもらったのが転機となりました。
クラスで誰にも負けないようになったら自信がつくんじゃないかな?
そんな気持ちから、まず青札20首を暗記させました。
全部暗記したらポイント(お小遣い)をあげると言ったら、むすこは頑張って覚えました。笑
せっかくなので、ポイントで釣って百首全て暗記させました。
寝るときに百人一首の読み上げ音声を流したりしてました。
暗記の成果が出て、だんだんと百人一首で勝てるようになり、、
ついにはクラスの誰よりも強くなりました。
最後の頃は5人対1人(むすこ)で遊んでいたようですが、
それでも余裕で勝ってしまうため読み上げ係になってしまいました。
百人一首は分かりやすく勝敗が決まるので、誰にも負けないというのは本当に自信がつきました。
自分に自信を持つことは大事
むすこの場合は、小4で出会った「歴史」と「百人一首」が良い方向に進みました。
だんだんと自信を取り戻し、友達との関係も良くなりました。
むすこが楽しそうに学校での出来事を話すようになり心底ほっとしました。
むすこの場合はちょうど「好きなこと」が見つかり、それを掬いあげることが出来てラッキーだったと思います。
どちらも中学校の勉強に役立ちそうだし(ニヤリ👿)
最後に、現在小3のむすめも自分の劣等感(容姿について)を話すようになってきました。
これも成長のうちなのでしょう。
むすめについても、好きなことを見つけて、自分に自信が持てるようになっていけるように、親としてアンテナを高くしておきたいと思っています。