まるつけ日記@塾なし高校受験

丸付けを通して、高1、小6の家庭学習を試行錯誤するブログ

中学生☆2021年度からの評価観点変更で損をする子。

丸つけ係のまるこです。

 

ちょっとタイトルが過激かも(?)ですが、2学期の成績表をもらって感じたことを素直に書きたいと思います。

 

今回の話は実技教科が苦手な子についてです。

今年度から新学習指導要領となり、成績表の評定を出すための基準観点が4つから3つに減りました。

 

わが子が通っている中学校での変更点は以下の通りです。

 

☆前年度

 ①知識・理解 期末テスト(筆記)の結果重視
 ②技能 実技重視
 ③思考・判断・表現 実技重視
 ④関心・意欲・態度 授業態度

 

☆今年度

 ①知識・技能 期末テスト(筆記)と実技の総合判断
 ②思考・判断・表現 実技重視
 ③主体的に学習に取り組む態度 授業態度

 

前年度までは、期末テストで点数が取れて授業態度が良ければ、①と④でAが付くため、実技がB評価でも4がもらえました。

 

しかし、今年度からは、①の観点が「期末テスト」「実技」の総合判断となっているようです。

 

これにより期末テストが良い点数で授業態度がよくても、実技ができなければ、①B ②B ③A で、評価は3となります。

 

1学期に担任の先生から、学習指導要領が変更になったため評定がとりづらくなったと説明を受けましたが、正直まだピンときていませんでした。

 

しかし、2学期の成績表を見て、本当にショックを受けました。

 

特に美術は、2学期期末テストは100点

写生会の絵を提出後、授業で風景画の描き方を習い、自ら先生に書き直しを申し出て書き直して提出。

ここまでやってもという評価。

絵が下手なのよね、、

(授業態度はAです)

 

担任(体育担当)も申し訳なさそうに、

「授業では積極的に発言もしていますが、まだ理解が足りない部分があるようです」

なんて言っていましたが、体育も期末テストは94点。

授業態度Aで、評価はです。

 

実技ができない子は、今回の変更により期末テストで良い点数を取り、なんとか「4」をゲットするという道が絶たれたのかなって感じました。

※学校によって違うかもしれません

 

今学期は数学と理科でも評価を落としたため、評定がかなり落ちました。

むすこはショックを受けすぎて、3学期の決意表明するときに、

 

志望校は、、、(絶句)

と、途中で志望校を言えなくなってしまいました。

校内の順位的には狙える位置にいますが、評定からは難しい。

本当に現実は厳しいです。

 

隣で、この子のモチベーションを維持するためにはどうしたらよいのかなって考えてしまいました。

 

帰ってきてから、むすこはふて寝⇒お風呂で熱唱して、ストレス発散。

そのあとは、いつもより少ないですが勉強もしました。

 

  • 志望校の入試では、当日点重視の方式を採用しているから、トップ高と同じくらいの実力をつければ受けられること。
  • 受験予定の私立高校は評定が関係なく、当日80%以上得点すれば特待生にもなれること。
  • 第2志望の公立高校を受けるとしても、高い学力をつければ入学後も上位をめざせるし、その高校の上位にいれば国立大を狙えるということ。

 

このあたりをむすこと話して、また勉強を頑張ることになりました。

 

今日子供たちと一緒に見たYouTubeで、

「努力しても成果が出ないと言っている人は、努力の基準が低い」

という話をしていました。

 

良い成績を残せている子たちと比べて、まだまだ努力が足りない(やり方が悪い)のだと思います。厳しいけど

 

評価が納得できない教科や、3学期に必ず上げないといけない教科は、教科担当の先生に、どうしたら評価が上がるか聞きに行くことになりました。

(こういうとこ、むすこはエライなぁと思います。)

 

高校生になったら、実技教科で頭を悩ませることはなくなります。

実技は、ただ楽しいだけの授業(息抜き)になるはずなので、あと1年だけ頑張って。

母は応援しているよ。

 

応援しかできーん(泣)